
My Data

大西賢司
KOパソコン教室 代表
ニックネーム:けんちゃん
誕生日:1957年12月31日
血液型:O型
性格 : 楽天的
好物 : ラーメン・日本酒
趣味:将棋、ギター、写真、ガンクドラム&さざなみドラム
仕事での思い出
ダンボール印刷会社へ印刷刷版を納品した際のことです。
印刷の立ち合いで誤植に気付いた時、私は営業担当として責任を感じ、部長に謝罪しました。
実際にはデザイン部門と製版部門のミスでしたが、言い訳せずに自分の責任として受け止めた私の態度を、部長は潔いと評価してくれました。
それ以来、私の担当する顧客からの売り上げが伸びたのです。
プライベートでの思い出
熊野古道を歩いた日のことです。
日は暮れ始め、雨も降り出し、雷まで鳴り響く中で、足元は暗く、一歩間違えれば滑落の危険がある状況でした。
急な坂道を這うようにして下り、やっとの思いで温泉の宿にたどり着いた時の安堵感は忘れられません。
遠くに温泉街の灯りが見えてきた時の感動は、今でも鮮明に覚えています。
(あの急な坂道は、後で「地獄坂」という名前だと知りました。)
Macに一目惚れ


人生には、ときに大きなカルチャーショックをもたらす出会いがあります。
私にとって、その一つが「Mac」との出会いでした。今から約40年前、私は初めてパソコンに触れました。
それはMacintosh(マッキントッシュ)の展示会場でのことです。会場では、白いユリの花の写真を「Adobe Photoshop」で一瞬にして青やピンクに変えるデモンストレーションが行われており、その光景に私は驚きと感動を覚えました。
当時のMacは非常に高価で、簡単に手に入るものではありませんでしたが、「いつかはMacと一緒に暮らしたい」と強く思ったものです。
実際にMacを手に入れたのは1993年、Color Classic IIというモデルで、OSは漢字Talk 7.1でした。
ちょうどその頃、私は印刷関連の仕事をしており、段ボールの刷版を製造する会社で働いていました。
デザインの現場では、ロットリングやインスタントレタリング、写植を使ったアナログな作業が主流で、台紙にロゴやイラストを描き、文字(写植やインレタ)を切り貼りして原稿を作成していました。
そんな中、「Adobe Photoshop」「Adobe Illustrator」「QuarkXPress」といった、デザイナーにとって三種の神器ともいえるソフトウェアが登場し、コンピューターを使った「DTP(Desk Top Publishing)」が急速に普及し始めました。
私は英語のマニュアルを片手に、いち早くこれらのソフトの操作を覚え、社内外でMacのレクチャーを行うようになりました。
まだDTPやCG制作ができる人が少なかった時代、Macを使ってパソコン上で版下が出来上がっていく様子に、社員たちは皆、驚きの表情を浮かべていました。Mac一台で版下作業が完結する時代が到来したのです。操作方法を丁寧に伝えた後、社員たちが見せる嬉しそうな表情を見るのが、私の何よりの喜びでした。
その後、インターネットとの出会い、そして現在は生成AIとの出会いと、技術の進化は止まりません。しかし、私の中で最初に大きな衝撃を与えてくれたのは、やはりMacとの出会いでした。あの時の感動は、今も色褪せることなく心に残っています。
Macbookとの新生活

私はデザイン専門学校で過ごし、学生たちにMacやデザインを教えてきました。
桜が咲く新しい年度になると、学生たちは入学と同時に一人一台のMacBookを手にし、新しいMacとの生活が始まります。各自で初期設定を終え、インターネットへの接続を確認した後、履修に必要なソフトウェアをインストールします。
- Adobe Illustrator
- Adobe Photoshop
- Microsoft Office
中でもペンツールは、Illustratorにおける最も基本的でありながら、最も重要なツールの一つです。直線や曲線を自由自在に描くことができ、ロゴやアイコン、イラストなど、さまざまなデザインに応用できます。
学生たちは、Illustratorのペンツールの使い方に四苦八苦しながらも、少しずつその操作を覚えていきました。
好きな言葉 ①

「僕達は金儲けのためにうまれてきたのではない」
これは、ミュージシャンの忌野清志郎さんが1972年にRCサクセションのデビューアルバム『初期のRCサクセション』で発表した楽曲「金もうけのために生まれたんじゃないぜ」の歌詞の一節です。
この曲では、清志郎さんが「金もうけのために したくない仕事に 一生かけるなんて それで人間かよ ロボットと同じさ」と歌い、
さらに「金なんか無くたって 幸せになれるさ 笑って死ねるのさ」と続けています。
つまり、やりたくない仕事をお金のためだけに続けるのは、人間らしさを失ってしまうというメッセージです。
お金がなくても、やりたいことをして、笑って生きていける。
そんな生き方ができたら、素敵ですよね。
好きな言葉 ②

ボブ・ディランも、こんな言葉を残しています。「朝起きて、夜寝るまでの間に自分のやりたいことをしている人間は成功者だ」
(A man is a success if he gets up in the morning and gets to bed at night, and in between he does what he wants to do.)
この言葉には、清志郎さんのメッセージとも通じるものがあります。つまり、「やりたいことをして生きること」こそが、成功なのだと。お金や地位だけが成功の指標ではありません。
自分のやりたいことをして、満足して生きることこそが、本当の成功なのだと思います。
