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Adobe Photoshop ✕ AI

生成拡張

Photoshopの「生成拡張」(生成塗りつぶし)は、画像のキャンバスを広げたり、足りない部分をAIで自然に補ったりできる便利な機能です。


Photoshop 生成拡張の使い方

①画像を開くPhotoshopで編集したい画像を開きます。
②キャンバスサイズを広げるメニューバーから「イメージ」→「カンバスサイズ」を選び、画像の周りに余白を追加します。
③選択範囲を作る「長方形選択ツール」などで、画像の広げたい部分(余白部分)を選択します。
④生成拡張を使う選択範囲を作った状態で、上部の「生成拡張」ボタン(または「生成塗りつぶし」)をクリックします。
必要に応じてテキストで指示(プロンプト)を入力できます。
入力しなくても自動で周囲に合わせて生成されます。
⑤結果を確認・調整AIが自動で画像を拡張してくれます。

[イメージ]メニューの[カンバスサイズ…]の代わりに、[切り抜き]ツールを使ってもOKです。

▲「切り抜きツール」をカンバスを広げてもOKです。
▲生成拡張は、画像の雰囲気や質感を保ったまま自然に広げてくれます。
テキスト指示を使うと、より具体的なイメージに仕上げられます。

新しい要素を追加しながら背景を自然に伸ばす

▲プロンプトを入力すると、新しい要素を追加しながら背景を広げることができます。
▲完成です。

緑の木の葉を生成させる

▲「なげなわ」ツールで木を選択
▲枝に葉がついた

生成拡張のバリエーションの変更方法

生成拡張を使うと、Photoshopが自動でいくつかのバリエーション(候補画像)を作成してくれます。
画面右側や下部に「バリエーション」パネルが表示されるので、そこから好きなものを選ぶことができます。
気に入ったバリエーションをクリックすると、その画像が適用されます。
さらに別のバリエーションが見たい場合は、「再生成」ボタンを押すと新しい候補が作られます。
momo
momo
  • どのバリエーションも気に入らなければ、再生成で新しい案を出せますよ。

「生成拡張」と「コンテンツに応じた塗りつぶし」の違いについて

生成拡張(ジェネレーティブ・エクスパンド)
AIが画像を自動で拡張する機能です。画像の外側に新しい部分を“想像して”追加します。
たとえば、写真の端が切れているときに、AIが自然な背景やオブジェクトを作り出してくれます。
意図しない箇所まで変更されることもある為、注意が必要です。

▲「生成拡張」
▲「生成拡張」
▲「生成拡張」

コンテンツに応じた塗りつぶし
選択範囲を周りの画像になじませて埋める機能です。画像の一部を消したいときや、不要なものを取り除きたいときに使います。
Photoshopが周囲のピクセルを参考にして、自然に見えるように塗りつぶします。
複雑な背景・複雑な形状を生成すると違和感のある仕上がりになるケースが多い。

コンテンツに応じた塗りつぶしと相性が悪い画像の例
①複雑なパターン
②周囲にコピーできる情報がない。
③動物の顔など

▲「コンテンツに応じた塗りつぶし」
▲「コンテンツに応じた塗りつぶし」
▲「コンテンツに応じた塗りつぶし」

空の置き換え

空の置き換え」機能は、写真の空を簡単に別の空に差し替えられる便利なツールです。

▲メニューバーから「編集」→「空の置き換え」を選択
▲空の置き換え」ウィンドウが表示されるので、好きな空を選ぶ ・デフォルトの空から選ぶか、「+」ボタンで自分の画像も追加可能
▲適用されました。

ディテールを保持2.0

「ディテールを保持2.0」は、画像を大きくしても画質の劣化を最小限に抑えられる便利な機能です。特に、印刷用や大きなディスプレイ用に画像を拡大したいときにおすすめです。

  • 画像を大きく拡大しても、細かい部分や輪郭をできるだけシャープに保つ
  • ノイズやぼやけを抑えつつ、自然な見た目に仕上げる
  • AI技術を使って、従来よりも高精度な拡大が可能
①画像を開き、「イメージ」→「画像解像度」を選択
②「再サンプル」のチェックを入れ、「ディテールを保持2.0」を選ぶ
③拡大したいサイズを指定し、ノイズ軽減のスライダーで調整
④OKを押して適用

ニューラルフィルター

JPEGのノイズを削除

スーパーズーム

写真を復元

▲元写真
▲復元→写真を復元を選択
▲父のバイクに乗る、けんちゃん修正完了。
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