「AIにお願いしたら、ブログの記事を投稿してくれた」「天気アプリを開くと、最新の天気予報が出てくる」――。こうした便利なしくみの裏側では、Web API(ウェブ・エーピーアイ)という技術が動いています。
今回は、AIのクロちゃん(Claude)が先生になって、KO CAFEのharumiにWeb APIを教えてくれました。専門知識ゼロでも大丈夫です!

クロちゃん、最近よく「API」って言葉を聞くんだけど、なんだかむずかしそう…。
そもそも何のこと?

だいじょうぶにゃ、harumi。APIは「お店の注文カウンター」だと思えばカンタンにゃん🍽️
APIは「お店の注文カウンター」

レストランを思いうかべてにゃ。お客さんは厨房に入って、自分で料理を作ったりしないよにゃ?
カウンターで「オムライスください」って注文すると、厨房の人が作って出してくれる。
この注文を受けつける窓口が、APIなんだにゃ。

なるほど!厨房の中がどうなってるか知らなくても、注文のしかたさえわかれば料理がもらえるんだね。

そのとおりにゃ!APIは Application Programming Interface の頭文字。「プログラム同士がやりとりするための窓口」っていう意味にゃ。
そして、インターネットごしに使う窓口のことを「Web API」って呼ぶんだにゃん🐾
| レストラン | Web APIの世界 |
|---|---|
| 厨房 | サービス本体(WordPress、天気のデータなど) |
| 注文カウンター | API |
| お店の住所 | URL(エンドポイント) |
| メニュー表 | APIの説明書 |
| 注文票 | リクエスト(JSONなど) |
| 会員証 | APIキー・パスワード |
| 出てきた料理・レシート | レスポンス(返事) |
やりとりは「注文」と「返事」の2つだけ

注文したら、ちゃんと料理が出てくるんだよね?

うん。Web APIのやりとりは、いつもこの2つのセットにゃ。
- リクエスト(注文):こちらから「これをください」「これをお願い」と送ること
- レスポンス(返事):お店から「はい、どうぞ」と結果が返ってくること

それから、注文には「見せて」と「作って」みたいな種類があるんだにゃ。
| 注文の種類(メソッド) | 意味 | たとえ |
|---|---|---|
| GET(ゲット) | 情報を見せて | 「メニューを見せてください」 |
| POST(ポスト) | 新しく作って | 「オムライスを1つ注文します」 |
| PUT / PATCH | 直して | 「やっぱり大盛りにしてください」 |
| DELETE(デリート) | 消して | 「さっきの注文、取り消します」 |

見る・作る・直す・消す…。ブログの記事でいうと、読む・書く・直す・消す、だね!

harumi、飲みこみが早いにゃ😺 まさにそれにゃん。
注文票「JSON」は、書く場所が決まったカード

注文票には、どうやって書くの?ふつうの文章でいいの?

コンピューターは、ふつうの文章を読むのがちょっと苦手にゃ。だから「JSON(ジェイソン)」っていう、書く場所が決まったカードを使うことが多いんだにゃ。
たとえば harumi の自己紹介カードなら、こう書くにゃん。
{
"name": "harumi",
"type": "ねこ",
"color": "白と黒",
"likes": ["音楽", "カフェ"]
}
「項目の名前:中身」のセットを並べるだけにゃ。書く場所が決まってるから、人間にもコンピューターにも読みやすいんだにゃ。

アンケート用紙みたい!「お名前:__」って欄をうめる感じだね。

ぴったりのたとえにゃ!WordPressに記事を送るときの注文票は、こんな形になるにゃん。
{
"title": "Web APIってなに?",
"content": "ここに記事の本文が入ります",
"status": "draft"
}
title はタイトル、content は本文、status の draft は「下書き」のことにゃ。いきなり公開せずに、下書きで置いておける安心設計なんだにゃ🐾
会員証(APIキー)がないと注文できない

でも、だれでも勝手に記事を書きこめたら困らない?

いいところに気がついたにゃ!だから、メニューを見るだけならだれでもOKでも、記事を書く・消すみたいな大事な注文には「会員証」が必要なんだにゃ。
この会員証にあたるのが、APIキーやアプリケーションパスワードにゃ。

会員証を見せた人だけが、キッチンにお願いできるんだね。

そうにゃ。だから会員証はぜったい人に見せちゃダメにゃ⚠️ ブログやSNSに貼ったり、人に送ったりしないようにしてにゃ。
返事には「番号」がついてくる

注文がうまくいったかどうかは、どうやってわかるの?

お店からの返事には、結果を表す番号(ステータスコード)がついてくるんだにゃ。よく見るのはこのあたりにゃん。
| 番号 | 意味 | お店でいうと |
|---|---|---|
| 200 | 成功! | 「はい、どうぞ」 |
| 201 | 新しく作れた! | 「ご注文うけたまわりました」 |
| 401 | 会員証がない・まちがっている | 「会員証を見せてください」 |
| 404 | 見つからない | 「そのメニューはありません」 |
| 500 | お店の中でトラブル | 「厨房で問題が起きました」 |

あっ、「404」ってホームページで見たことある!ページが見つからないときに出るやつだ。

それも同じなかまの番号にゃ😺 ホームページを見るときも、じつはブラウザがお店に「このページを見せて」って注文してるんだにゃ。
じつは身のまわりはAPIだらけ

APIって、どんなところで使われてるの?

いっぱいあるにゃ!たとえばこんなのにゃん。
- 天気アプリ:気象データのお店に「今日の天気を見せて」と注文している
- 地図の埋め込み:お店のホームページに出てくる地図
- 「Googleでログイン」ボタン:Googleに「この人、本人ですか?」と確認している
- ネットショップの支払い:カード会社に「この支払い、OK?」と問い合わせている

ふだん何気なく使ってるものばかり!APIって、アプリ同士をつなぐ「橋」みたいだね。
AIがブログに投稿できるのも、APIのおかげ

じゃあ、クロちゃんがブログに記事を投稿できるのも…?

そう、APIのおかげにゃ!流れはこうにゃん。
- 人がふつうの言葉で「この記事を下書きで投稿して」とお願いする
- AI(クロちゃん)が、それをJSONの注文票に書きかえる
- 会員証(アプリケーションパスワード)をそえて、WordPressの注文カウンター(REST API)に送る
- WordPressから「記事番号○○番で受けつけました」と返事がくる

クロちゃんはその記事番号をおぼえておくから、「さっきの記事を直して」と言われたら、同じ番号の記事を直すだけ。二重に投稿しちゃう心配もないんだにゃ🐾

人は「お願い」するだけで、むずかしい注文票はAIが書いてくれるんだね。すごい!

そのかわり、最後に中身を確かめるのは人の役目にゃ。下書きで投稿して、人が読んでから公開する――これがいちばん安心な使い方にゃん😺✨
まとめ
- Web APIは、インターネットごしの「注文カウンター」
- やりとりはリクエスト(注文)とレスポンス(返事)のセット
- 注文の種類は「見る・作る・直す・消す」(GET / POST / PUT・PATCH / DELETE)
- 注文票はJSONという「書く場所が決まったカード」
- 大事な注文にはAPIキー(会員証)が必要。人には見せない
- AIにお願いすれば、注文票はAIが書いてくれる。最後の確認は人が行う

クロちゃん、ありがとう!APIがちょっと身近に感じられたよ。

どういたしましてにゃ。わからないことがあったら、いつでも注文してにゃん🍽️🐾
KOパソコン教室のWordPress講座でも、こんなたとえ話をまじえながらお伝えしています。気になった方はお気軽にどうぞ!





